干ばつ

アメリカ西部の地面が干ばつによって以前よりも高くなっていることが発見されました。こういった事例が観測されたのは初めてだそうです。(Photo by Viewminder)

地下水の枯渇によって起こる地面の上昇

サンディエゴ大学の研究者達がGPSデータの分析によりカリフォルニア州の地面の高さを測定したところ、以前よりも15ミリメートルほど高くなっていることが発見されました。激しい干ばつによって240ギガトンの水が表層や地下から枯渇したことが原因であると見られています。

地中から水が無くなる事によって地殻の重さが低下し、伸びきったバネのように地面がわずかに高くなるそうです。

2003年以来、GPSステーションの上昇が確認されており、この時期と現在起こっている干ばつが始まった時期が一致しています。

上昇レベルは著しいものではあるものの、サンアンドレアス断層に大きな影響を与えるものではなく、これによって地震が引き起こされる可能性は低いとのことです。

こういった地面の上昇は過去の干ばつでも起こっていた可能性がありましたが、今まではそれを測定するための設備がなかったために観測されていませんでした。

干ばつによる水の総損失量を測定することは困難であることから、このように地面の上昇によって算出する方法は効果的な新しい方法であるとされています。

参考文献:Epic Drought in West is Literally Moving Mountains - Bloomberg