透明ソーラーパネル

普通のガラスと見分けが付かない太陽光発電パネルが開発されました。(Photo by Yimu Zhao / MSU via Tech Times)

完全透明のソーラーパネル

ミシガン州立大学の研究者達がガラスのような透明のソーラーパネルを開発しました。一見するとソーラーパネルのようには見えませんが、通常のソーラーパネルと同じく太陽光によって電力を得ることができます。

開発者達はこれをtransparent luminescent solar concentratorと呼んでいます。この透明なガラスに含まれる小さな有機分子が紫外線や赤外線といった不可視光線の波長を吸収します。そしてそれらの光はパネルの淵へと送られ、ストライプ状の太陽光発電セルがそれを拾い電力へと変換します。

これまでにも多くの透明なソーラーパネルの研究が行われてきましたが、透明さが不十分であったり有色であったりしたものが多く、完全に透明な物は出来ませんでした。研究に携わったチャード・ルント氏は、「(そういった)有色のガラスの後ろには誰も座りたがらないでしょう。」と語り、この透明なソーラーパネルの高い可能性を主張しています。

携帯電話、タブレット、住居、車から高層ビルまで、様々な場所での使用が検討されています。

有色の透明ソーラーセルの効率性は7%であり、不透明ソーラーセルは15%以上もの効率性を持っています。しかしながら、現在のバージョンの透明ソーラーセルの効率性はわずか1%です。現在、質と効率性の向上のためにさらなる研究が行われており、今後は効率性を5%以上まで高めることが目標とされています。

参考文献:Transparent solar panels may be a window into the future : T-Lounge : Tech Times, Transparent Solar Power May Be the Future of Energy | Angle Chronicle